地価公示価格の調べ方は?路線価との違いや過去の地価公示価格についても解説

地価公示価格
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2020年(令和2年)3月19日に最新の地価公示価格(公示地価)が発表されました。
お持ちの土地周辺の地価が気になるところですが、最新の地価公示価格はどこで確認できるのでしょうか?

ここでは、地価公示価格の調べ方をご紹介します。あわせて、路線価とはどう違うのか確認しましょう。

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2020年(令和2年)の地価公示価格(公示地価)の調べ方

2020年、最新の地価公示価格(公示地価)はどのように調べればいいのでしょうか。

2020年(令和2年)地価公示価格の調べ方は?

最新の地価公示価格は当サイト(地価公示価格・土地評価額がわかるサイト)で調べることができます。

国土交通省のwebサイトでも調べることができますが、当サイトは年ごとの推移が分かるグラフや周辺エリアとの比較ができるランキング、地図表示など見やすい工夫をしています。

①まず、日本地図の中から調べたい都道府県を選択します。

 

②都道府県を選択したら、次は市区町村を選択します。(写真は一部を抜粋)

③市区町村を選択したら、知りたい場所の価格を価格一覧から探します。(写真は一部を抜粋)

こちらの手順で、知りたい土地の地価公示価格を調べることができます。
なお、地価公示価格だけでなく地価公示価格の平均推移やランキングも閲覧できるので、是非参考にしてみてください。

過去の地価公示価格(公示地価)の調べ方

過去の地価公示価格はどこかに保存されているのでしょうか。

過去の地価公示価格の調べ方は?

過去の地価公示価格は国土交通省のサイトで調べられます。

①調べたい都道府県・市区町村を選択します。

②調査年に知りたい年度を入力します。

③残りの項目にチェックを入れて検索を行います。(出典:国土交通省

これで過去の地価公示価格を調べます。地価公示価格の推移を確認したいときには、活用してみてください。

地価公示価格(公示地価)、基準地価、路線価の違いと調べ方

土地の価格には様々な種類があり、厄介だなと思われる方もいるかと思います。そこで、ここでは地価公示価格、基準地価、路線価の言葉の違いとそれぞれの価格の調べ方をわかりやすく説明します。

地価公示価格(公示地価)とは?

地価公示価格とは国土交通省が発表する、毎年1月1日時点における土地の値段を言います。土地取引価格に指標を与えることを目的としていて、1地点につき不動産鑑定士2名以上による鑑定評価をもとに算定します。毎年3月下旬頃に発表され、2020年は3月19日に発表されました。

地価公示価格は、この地価公示価格・土地評価額がわかるサイトでも調べられます。

基準地価とは?

基準地価とは各都道府県が発表する、毎年7月1日時点における土地の値段を言います。基準地価の目的や算定方法は地価公示価格とほぼ同じですが、調査主体が各都道府県であること、評価時期が7月1日である点で異なります。毎年9月20日前後に発表されます。

基準地価は地価公示価格と同様、国土交通省のサイトで調べられます。

路線価とは?

路線価とは国税庁が発表する、毎年1月1日時点における土地の値段を言います。相続税や贈与税などの算出のために使われ、路線(道路)に面する土地1㎡あたりの価格を指します。毎年7月1日に発表されます。

路線価は国税庁のサイトで調べることができます。

基準地価、公示地価、路線価はどう違う?

ではこの三者はどう違うのでしょうか。三者の違いは簡単に以下のようになります。

地価公示価格 基準地価 路線価
調査主体 国(国土交通省) 都道府県 国税庁
価格目的 土地取引価格の指標 土地取引価格の指標 相続税、贈与税など税額計算のもと
算定方法 不動産鑑定士2名以上による鑑定評価をもとに算定 不動産鑑定士1名以上による鑑定評価をもとに算定 地価公示価格、実勢価格、不動産鑑定士等による鑑定評価をもとに算定
評価時期 毎年1月1日時点 毎年7月1日時点 毎年1月1日時点
発表時期 毎年3月中旬~下旬 毎年9月下旬 毎年7月1日
調査場所 標準地1㎡あたり 基準値1㎡あたり 路線(道路)に面する土地1㎡あたり

三者は調査主体がそれぞれ異なります。また、路線価は税額計算のために用いられ、地価公示価格と基準地価は土地取引価格の指標となります。

基準地価は公示地価を補完するもので、都道府県価格調査と呼ばれることもあります。
両者の大きな違いは調査範囲です。地価公示価格は主に都市計画区域内を調査対象にしているのに対して、基準地価は都市計画区域外の住宅地、商業地、工業地、林地のども含みます。
そのため、地価公示価格で調査対象外となってしまった地域を基準地価でカバーするといった態様になります。

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